ヨガはアーサナだけではない、八支則について
1月のお家ヨガ
今回のお家でできる簡単ヨガのテーマは八支則について担当はYUMI
今回、八支則について簡単に解説していきます♪
八支則とは?
ヨガは身体を動かすだけではなく実は8つのステップ「八支則」があります。
8つのステップを進んでいくことによって人間として生まれてきた目的=本質(アートマ―)を知ることができるといわれています。
ヨガは「結ぶ」「繋げる」という意味があり、「心」と「身体」を繋げて、心が過剰に反応することを抑えたり、コントロールすることができます。
step1
ヤマ(5つの禁戒)
日常で行わない方が良いこと
①アヒムサー(非暴力):人や自身を傷つけない(内外面共に)
②サティヤ(正直):誠実、正直であること(但し、バカ正直とは異なる)
③アスティーヤ(不盗):あらゆる物事を盗まない(特に、時間は一番の不盗)
④ブラフマチャリヤ(禁欲):無駄な消費をしない
⑤アスティーヤ(不貪):むさぼらない(執着をしない)
step2
ニヤマ(5つの勧戒)
日常で率先して行うと良いこと
①サウチャ(清浄):内外面的にも清潔であること
②サントーシャ(知足):与えられた環境、現状を受け入れ感謝する
③タパス(苦行、規律):自分の決めたルールや目標を行い変化を受け入れる
④スワディヤーヤ(学び):学び続けることにより自身の心が成長していく
⑤イーシュワラ・プラニダーナ(自然の摂理に身をまかせる):行動の結果にとらわれない、見返りを求めずゆだねること
step3
アーサナ
いつもヨガスタジオで行っているレッスンですね。
実は、アーサナはステップの3番目です。
座法
スティラ スッカ アーサナン
アーサナは快適で安定したものをとること。
step4
プラナヤーマ
呼吸法
効果的な呼吸法で理想的な呼吸を行うこと。身体のエネルギー調整をはかる。
step5
プラテヤハーラ
制感
健全な感覚器官(五感)を育むこと。
step6
ダーラナ
集中
1つの事に集中し、動かさない。
余計な考えを排除し、心を静めて集中すること。
step7
ディヤーナ
瞑想
1つのことに途切れずに努力せずに集中が深まること。
step8
サマディ
三昧
瞑想している対象と調和が生まれ一体感を感じること。
最後に
何だか難しい言葉ばかりでできるのかなぁ~って思ってしまいますよね。
でも裏を返すとヨガはアーサナ以外にもとっても大切なことが沢山あります!ヨガはマットから離れた日々の日常を大切に生きたり向き合うことの大切さを教えてくれます。ヤマ、ニヤマを実践するだけで、毎日がとても丁寧に過ごせると思いませんか(*^-^*)
もちろん、私も日々の繰り返しです…。毎日迷いながら実践し心掛け、自身と向き合っている感じです…。
少しずつ、少しずつ、そして丁寧に取り入れて貰えればと思います。
一緒に色んなヨガを学び、成長できればと思っています。
ナマステ
インストラクター:YUMI