そもそも太陽礼拝ってなぁに？

日記

2019/12/17

12月のお家ヨガ

今回のお家でできる簡単ヨガのテーマはそもそも太陽礼拝ってなあに？担当はERIKO先生

ERIKO

今回は年末の特大イベント「太陽礼拝54回＆108回」に向けて太陽礼拝について解説していきます♪

太陽礼拝とは？

「太陽礼拝」は、サンスクリット語で「スーリヤナマスカーラ」、英語で「サンサルテーション」といい世界的にも広く普及しています。
インドで太陽「スーリア」は神のひとつと言われています。その太陽にあいさつ「ナマスカーラ」をすることを太陽礼拝と言い自然からのエネルギーを自分の中に
もらい、またそのことに感謝のお祈りを捧げるという意味を持っています。太陽礼拝はいくつかのアーサナが組み合わさっていて一呼吸一動作で一連の動きを行っていきなす。

太陽礼拝の順番を知ろう！

今回は軽減法を用いた太陽礼拝をご紹介します。ヨガを始めたばかりの方でも無理なく行って頂けます。

吸う、吐くを意識しながら動いてみましょう！呼吸と身体を繋げることにより身体だけではなく心も健やかに保ってくれます。

太陽礼拝の歴史

太陽礼拝の起源には諸説がありますが、ヨガのアーサナと広まったのは20世紀になってからで古い経典には記述がありません。
「近代ヨガの父」と呼ばれるクリシュマチャリア師によって現在の太陽礼拝のスタイルにまとめられたという説が強いと言われています。

なぜ108回するの？

インドの哲学において神聖な数とされる「9」。その倍数である108も神聖かつ象徴的な数字として大切にされてきました。仏教においても108は煩悩の数とされていて
大晦日につく除夜の鐘はその煩悩を振り払うと言われています。太陽礼拝を集中して行っている間は煩わしさから意識が遠のき心身の感覚が研ぎ澄まされた感覚になります。そこで108の煩悩と太陽礼拝を組み合わせることで、煩悩から解放され、体の中にエネルギーを感じようということで日本では年末に108回の太陽礼拝が行われるようになりました。